Free野田中ク、東北代表で気合 11月に上位大会「一戦必勝」/軟式野球
中学軟式野球の第22回東北少年新人大会(9月22、23日・秋田県)で、野田村の「野田中クラブ」が初優勝した。東北地区1位として第27回関東・東北・北信越大会(11月9、10日・栃木県)への出場が決まり、選手たちは「支えてくれる人たちに感謝し、一戦必勝で頑張る」と、大舞台へ闘志を燃やしている。
今秋は前哨戦の岩手県大会で2位となり東北大会に進出。東北大会では初戦が開催地の能代山本ク(秋田)に6―3、準決勝はイースト山形BBC(山形)に6―2で勝利した。石巻中(宮城)と対戦した決勝では、土壇場の七回に2点を挙げ、4―3で逆転サヨナラ勝ちを収めた。
現チームは、小学生時代に全国大会出場経験のある1、2年生13人で構成し、抜群のチームワークと粘り強い試合運びが身上だ。
27日はメンバーらが村役場に小田祐士村長を訪ね、東北大会の成績を報告するとともに、上位大会に向け「東北代表としての責任を持って臨む」「(寄付などで)支えてくれる皆さんへの感謝を忘れずに戦う」などと決意を披露。小田村長は「(相手に)気後れすることなく、思い切りプレーしてほしい」と激励した。
南川結雅(ゆうが)主将(2年)は「東北大会では(挟殺プレーなどでの)サインミスもあったので、本番までに細かい部分をしっかり磨き、優勝を目指して頑張る。(中学最後のシーズンとなる)来年につながる大会にしたい」と意気込みを語った。