Free講演や「体あそび」で健康意識高め 八戸で「市民フォーラム」

佐藤久美子さん(手前)ら講師陣の動きを手本に、音楽に合わせて体を動かす参加者=29日、八戸市総合保健センター
佐藤久美子さん(手前)ら講師陣の動きを手本に、音楽に合わせて体を動かす参加者=29日、八戸市総合保健センター

八戸市民の健康を考えるイベント「市民フォーラム」が29日、市総合保健センターで開かれた。弘前大特別顧問の中路重之氏が「目からウロコの健康のはなし」と題して講演したほか、体操の「ひろみちお兄さん」こと佐藤弘道さんが代表を務める「らくがきっ子体操クラブ」(東京)の先生3人による「体あそび」もあり、来場者が健康への意識を高めていた。

 「市健康フェスタ2024」の一環で、今年で19回目。中路氏は、青森県と全国を比較した平均寿命や健康関連指標のデータを用いながら、健康を維持し、長寿を目指すための秘訣(ひけつ)を伝授した。「平均寿命は総合力の産物」と強調し、青森県内においては、塩分摂取量や喫煙率、肥満、運動など、さまざまな健康指標の改善が必要であることを説明したほか、健康診断の重要性についても力説した。

 らくがきっ子体操クラブによる「体あそび」では、「ひろみちお兄さん」の妻久美子さんらが講師を務めた。子どもから高齢者まで幅広い年代の市民が参加し、脳の活性化を促すような「頭の体操」や、音楽に合わせて全身を動かす盆踊りなど、室内でも気軽にできる運動を楽しんだ。

 ※10月5日付け本紙に詳報を掲載します。

 
お気に入り登録