デジタル人材の育成を図るため、八戸市は２７日、同市のデーリー東北ホールで、市職員を対象とした研修会を実施した。八戸圏域の町村職員を含め２８人が参加し、業務改善に向けデジタルツールの操作を学んだ。

　研修会はデーリー東北新聞社システム開発部が運営。プログラムコードを使わない「ノーコード」と呼ばれるシステム開発の考え方を通じ、業務改善につながる技術習得に努めた。

　参加者は、業務効率化の基本的な考え方に理解を深め、データ入力を自動化できる「マクロマン」や、画像・動画を編集できる「Ｃａｎｖａ」などの業務ツールの操作を学んだ。

　市下水道業務課の泉山英利主幹は「使いこなせば時間がかかるデータ入力の効率が上がりそう」と話していた。