Free木のぬくもり感じて遊ぼう 地元作家の作品ずらり 八戸市美でおもちゃフェス

高橋みのるさんの木のおもちゃで夢中になって遊ぶ子ども

「はちのへ木の魅力たっぷり おもちゃフェスティバル」(NPO法人はちのへ未来ネット主催)が14日、八戸市美術館で始まった。同市の木製からくり作家高橋みのるさんの作品や、造形作家木村勝一さんのツリーハウスなどを楽しもうと、多くの人でにぎわっている。16日まで。

 「はっち」で時報を伝える「からくり獅子舞」のレプリカや、木のパズル、精巧なからくりおもちゃなど高橋さんの作品約40点が並ぶほか、ジャイアントルームには実際に登ることができるツリーハウスを設置。子どもからお年寄りまで興味津々で、木のぬくもりに触れながら、楽しい時間を過ごしていた。

木村勝一さんのツリーハウスの前で、八戸市の劇団「やませ」代表大舘登美子さんによる絵本の読み聞かせも行われた

 高橋さんは「木で遊べる空間がある。おもちゃで遊ぶ楽しさを親子で味わってほしい」とアピール。木村さんは「今はデジタルやプラスチックのおもちゃが多い。木の良さを見直してもらい、学びの場になれたらうれしい」と話している。

 15、16日もギャラリートークや、ワークショップなどが行われる。入場無料。時間は午前10時~午後5時(ジャイアントルームは同7時)。最終日は午後4時終了。

 
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