Free「感謝の演技見せたい」 十日市さん(柏崎小)らU12体操の全国大会へ

東北予選会を好成績で制し、全国大会に臨む(左から)中村李織さん、十日市悠友さん、山﨑響貴さん
東北予選会を好成績で制し、全国大会に臨む(左から)中村李織さん、十日市悠友さん、山﨑響貴さん

弘前市で8月31日、9月1日に開催された第19回全国ブロック選抜U―12体操競技選手権第16回東北予選会(東北体操協会、東北ジュニア体操連盟主催)で、ソニアスポーツクラブ(八戸市)に所属する八戸市立柏崎小3年の十日市悠友さん(9)が男子総合1位で2連覇を果たした。静岡市で11月上旬に開催する全国大会に向けて練習に励む十日市さんは「全国は20位以内が目標。やると決めたら絶対やるという気合いと根性で挑みたい」と意気込みを語った。

 県内から全国大会に進む4人のうち、十日市さん含む3人が同クラブ所属の選手だ。吹上小5年の山﨑響貴さん(11)は男子総合2位の好成績を残し、柏崎小6年の中村李織さん(12)は女子総合9位に入った。

 「東北予選会では跳馬と床がうまくできたが、あん馬では落下してしまった」と話す十日市さん。予選会の悔しさをばねに練習に打ち込んでいる。

 昨年も全国大会を経験している山﨑さんは、予選会の手応えと課題を受け止め、「全国ではノーミスの演技をして、昨年よりも上位を目指す」と闘志を燃やしている。

 初めて全国の舞台に立つ中村さんは、本番の緊張感を想定して練習に臨んでいるという。「協力してくれた人、支えてくれた人への感謝としての演技を見せたい」と語った。

 
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