Free「1桁順位目指す」 八戸・長者中2チーム全国へ 科学の甲子園、3年連続

科学の甲子園ジュニア全国大会に出場する長者中の生徒ら
科学の甲子園ジュニア全国大会に出場する長者中の生徒ら

8月9日に青森市で開かれた「科学の甲子園ジュニア青森県大会」で、八戸市立長者中(蔦川誠校長)の2年生で構成する2チームが1、2位となり、全国大会(12月13~15日・兵庫県姫路市)出場権を獲得した。長者中の全国大会挑戦は3年連続。生徒は「昨年の17位を超せるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

 全国の中学1、2年生が出場するジュニア大会は、1チーム3人で筆記と実技の課題に挑戦する。

 県大会は坂本成さん、三船凛空(りくう)さん、橋本真緒さんのチームが優勝、角戸新さん、横内健成さん、大嶋優さんのチームが準優勝を果たした。実技では、展開図が描かれた厚紙とつまようじなどでコマを作り、長く回せる時間を競った。

 8月28日は、6人と指導に当たった鈴木隆宏教諭らが八戸市庁を訪れ、熊谷雄一市長に結果を報告。熊谷市長は「全国大会では八戸の代表として頑張ってほしい。時代をけん引する科学者を目指して」とエールを送った。

 前日に偶然コマを試作していたという準優勝チームの大嶋さんは「仲間と攻略することの大切さを学んだ」と笑顔。優勝チームの坂本さんは「1桁の順位を目指したい」と全国大会に向けて意気込みを語った。

 
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