Free八戸開催5年ぶり、練習に熱 東北ハーモニカフェス、29日市公会堂で

フェスティバルに向け、練習に熱を入れる青森県ハーモニカ連盟のメンバーと鮫フラダンス愛好会のダンサー
フェスティバルに向け、練習に熱を入れる青森県ハーモニカ連盟のメンバーと鮫フラダンス愛好会のダンサー

東北6県のハーモニカ愛好者たちによる第41回東北ハーモニカフェスティバル2024in八戸が29日、八戸市公会堂で開かれる。5年ぶりの八戸開催を盛り上げようと、青森県ハーモニカ連盟のメンバーは日々の練習に熱を入れて取り組んでいる。

 同フェスティバルは同連盟や東北ハーモニカ連盟などが主催。毎年、東北各県持ち回りで開いている。今回は計26チームが参加。3部構成で1、2部は各チームの独奏やアンサンブルを行い、3部は特別ゲストの伊奈かっぺいさんがライブトークをする予定だ。

 また、2部のトップバッターは、県連盟に所属する八戸市と十和田市の各サークルのメンバーが務める。大会を活気づけようと、八戸市の鮫フラダンス愛好会に依頼して、初めてフラダンスとの共演を披露する。

 8月25日は同市立鮫公民館で合同練習が行われ、メンバー11人が「瀬戸の花嫁」や「川の流れのように」を演奏。同愛好会のダンサーが情感あふれる踊りで応え、連携を深めた。

 県連盟の西舘正純会長は「(ハーモニカは)マイナーに思われるが、フェスティバルでは東北トップクラスの音を楽しむことができる。一度足を運んで体験してほしい」とアピールしている。

 フェスティバルは29日午後0時半に開演。入場料は全席自由で千円。チケットはラピアやはっち、イオンモール下田、市公会堂などで取り扱っている。

 
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