Free朝のニュースダイジェスト(9月4日)

【八戸港での水素・アンモニア事業、市が取り組み本格化】
 温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、次世代エネルギーとして注目される水素・アンモニアの八戸港への受け入れ、供給拠点の形成を目指し、八戸市が取り組みを本格化させることが3日、分かった。

 【青森県が新エネ立地規制区域の「ゾーニング案」初公表】
 青森県は3日、再生可能エネルギー施設の立地規制区域を明確にする「ゾーニング案」を初めて公表。事業を実施できない「保護地域」、地域合意があれば事業を計画できる「保全地域」、それ以外の「調整地域」に区分けした。

 【日勤救急隊・女性職員が歓迎】
 八戸消防本部が8月に八戸市内で試験運用した日勤救急隊では、出産や育児で現場を離れた女性職員も救急車に乗って活躍。通常の救急隊が24時間勤務のところ、活動時間が平日日中に限られるため、職員から「無理なく働けて助かる」と歓迎の声も聞かれた。

 【繁殖牝馬の分娩兆候検出システム開発】
 北里大獣医学部動物飼育管理学研究室(十和田市)と、写真処理機器の製造などを手がけるノーリツプレシジョン(和歌山市)が、画像認識AI(人工知能)で繁殖牝馬の分娩兆候を検出するシステムを開発。分娩監視に関する労働負担の軽減や分娩事故の低減などが期待できるとしている。

 【大間原発・安全工事開始時期延期へ】
 建設中の大間原発(大間町)について、電源開発(Jパワー)が2024年後半としていた安全対策工事開始の目標時期を延期することが3日、関係者への取材で分かった。原子力規制委員会による新規制基準適合性審査が長期化していることが要因。

 
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