Free朝のニュースダイジェスト(8月28日)

【八戸市・最重点項目に水産関係の2項目追加】
 八戸市は27日、2025年度予算編成に向けた青森県への重点事業要望の概要を発表。最重点要望に「つくり育てる漁業の推進に向けた支援」と「持続可能な漁船漁業への支援」の2項目を新たに加え、水産業の課題解決を重視した構成とした。

 【エープレミアム・小型機活用の試行開始】
 青森県は27日、ヤマト運輸と連携して取り組む、県産農水産品の物流サービス「A!Premium(エープレミアム)」の小型航空機を活用したトライアル輸送を開始。関西以西への翌日配送の復活に向け、新開発した専用保冷資材の性能や輸送ルートの検証を重ね、25年4月の運用開始を目指す。

 【滝ダム洪水調整・時間生み出す効果】
 岩手県は27日、8月12日の台風5号通過に伴い、県営の滝ダム(久慈市)で実施した洪水調節による治水効果を公表。水防活動や避難行動にかけられる時間を生み出す効果があった―とした。

 【アブラメに標識装着】
 階上町が「町の魚」としてブランド化推進と漁獲高向上を目指すアブラメ(アイナメ)について、9月に同町沖の太平洋に放流される稚魚への標識装着作業が27日、八戸市の青森県立八戸水産高栽培漁業実習場で行われ、同高の生徒が約千匹に標識タグを取り付けた。

 【八戸などで大雨】
 青森県南、岩手県北地方は27日、前線や暖かく湿った空気の影響で、局地的に豪雨に見舞われた。青森地方気象台は同日午後6時すぎ、八戸市に大雨警報を発令。JR八戸線が運休したほか、道路が冠水するなど交通への影響も出た。

 
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