Free5館連携アートフェス、入場者25万人 十和田現美でセレモニー

記念の25万人目となり、鷲田めるろ館長(左)から贈られた記念品を手に笑顔を見せる、法官莉子さん(中央)と黒坂叶聖さん
記念の25万人目となり、鷲田めるろ館長(左)から贈られた記念品を手に笑顔を見せる、法官莉子さん(中央)と黒坂叶聖さん

青森県内五つの美術館とアートセンターで開催中の「AOMORI GOKANアートフェス2024」で27日、5館合わせた入場者数が当初目標の25万人を突破した。同日は十和田市現代美術館で記念セレモニーが催され、節目を祝った。

 記念の25万人目となったのは、午前11時前に入館した法官莉子さん(10)=八戸市立白鷗小4年=と黒坂叶聖さん(12)=同市立白銀南小6年=。鷲田めるろ館長から、公式ガイドブックやTシャツといった公式グッズなどが贈呈された。

 いとこ同士で、法官さんの母と共に来館した2人は「びっくりした。夏休みの最後の思い出になった」と笑顔で話した。

 鷲田館長は「当初目標としてきた入場者25万人を達成できた。今後さらに、アートで盛り上がる青森のイメージが全国に広がっていけばうれしい」と話した。

 アートフェスは青森県立美術館、青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館が連携し、4月13日に開幕。共通のテーマの下、各館の特徴を生かした展覧会などが行われている。9月1日まで。

 
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