Free桃狩り盛ん、南部町の観光農園 重さ当てゲーム大会も

サンプルに近い重量の桃を当てる重さ当てゲームに挑戦する参加者=18日、南部町の泉山果樹園
サンプルに近い重量の桃を当てる重さ当てゲームに挑戦する参加者=18日、南部町の泉山果樹園

南部町の観光農園が、桃狩りを楽しむ来園客でにぎわっている。台風や大雨の影響が不安視されたが、同町小向の泉山果樹園(泉山俊春園主)では収量を確保できる見込み。同園を含む町内3園で、8月末ごろまでの営業を予定している。

 同園によると、生育は平年より1週間程度早く、現在は果肉が緻密な「まどか」の終盤。下旬からは大玉の「川中島白桃」が食べ頃を迎えるという。

 18日は同園で「達者村桃狩り重さ当てゲーム大会」が開かれた。町内外から参加した28人は、サンプルとして提示された338グラムの桃1個に近いサイズを園地で探した。計量後は収穫した果実や、果肉を乗せたかき氷で涼を取った。

 家族4人や友人らと訪れた、おいらせ町の舘下唯さん(38)が見事1位を獲得。「今年もいつも通りおいしかった。友達と分け合って味わいたい」と景品の桃10キロを手に喜んだ。

 桃狩りの料金(40分間)は、中学生以上800円、3歳~小学生400円。持ち帰りは別料金。問い合わせは、ながわ農業観光案内所=電話0178(76)3020=へ。

 
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