Free安全安心な給食提供で文科大臣表彰 八戸・桔梗野小の宮内栄養教諭
八戸市立学校西地区給食センターで勤務する、市立桔梗野小栄養教諭の宮内郁江さん(57)が、学校給食のアレルギー対応マニュアル作成に尽力したことなどが認められ、文部科学大臣表彰の「学校給食表彰」を受賞した。宮内さんは7日、市庁に熊谷雄一市長を訪ね、喜びを報告するとともに、安全で安心な学校給食づくりに向けてさらにまい進することを誓った。
宮内さんは1988年に大畑町立大畑中で学校栄養職員として働き始めた。その後は市内で勤務。2016年ごろからは食物アレルギー対応マニュアルの作成委員として、作成や改訂に積極的に携わり、子どもたちが安心して食べられる給食づくりを進めている。
また、担当する学校で給食指導や栄養に関して知ってもらう講話も実施。これらの成果が認められ、学校給食表彰の対象となった。本年度の受賞は青森県内では宮内さんのみ。
受賞報告で、宮内さんは「今後も児童生徒への安全安心な給食の提供と、健康な体づくりのために取り組んで行きたい」と抱負を語った。熊谷市長は「これからも市内の子どもたちのためにお力添えをお願いしたい」と激励した。