Free木目の美しさや香りに親しんで 八戸市、県産ヒバ材積み木の配付開始

来場者(左)に積み木を配布する八戸市の担当者
来場者(左)に積み木を配布する八戸市の担当者

木に親しみ豊かな心を育んでもらおうと、八戸市は今年4月2日以降に誕生した乳児を対象に、青森県産ヒバ材による積み木「ぬくもりつみき」の配布を開始した。木目の美しさや香りを感じられる四角や三角、丸の9ピース1組で、市公式マスコットキャラクター「いかずきんズ」の「こかぶくん」の焼き印が施されている。市は「生活の中で木に触れてほしい」とアピールしている。

 市は本年度、新たに「乳幼児木育等推進事業」を実施。市内保育施設などへ50ピース1組の積み木を贈るほか、森林資源のPRイベントを開催した。市民に自然環境や林業への関心を高めてもらいたい考えだ。

 7日は市総合健診センターで乳児股関節脱臼検診を終えた約20人に、市職員が積み木を手渡した。4月に生まれた長男晴琉ちゃんと訪れた両瀬圭衣さん(30)は「もう少し大きくなったら遊ばせたい」と成長を心待ちにしていた。

 検診時に積み木を受け取れなかった場合は、市庁別館7階の農林畜産課窓口で対応する。期間は19日から1歳の誕生日の前日まで。母子健康手帳を持参する。9月以降はブックスタート事業の絵本と合わせて手渡す。

 
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