「義」すなわち通すべき道筋
「情」すなわち痛みの分かち合い
「理」すなわち公の理解を目指すこと
デーリー東北新聞社は8月9日、書籍「義と情と理と 大島理森が駆けた時代」を発売します。衆院議長に歴代最長の2336日在職した大島理森氏。生い立ちから中央政界で活躍し、三権の長に上り詰めるまでの足跡を、その政治理念と共にたどります。
本紙で2022年4月~23年9月に掲載したインタビュー連載に加筆、修正して書籍化。聞き手は本社の荒瀬潔取締役会長・編集主幹、編集は今井崇雄東京支社長が務めました。
大島氏は環境庁長官、文相・科技庁長官、農相で3度の入閣。その後は国会対策のプロとして名をはせ、09年の自民党の野党転落後は、幹事長、副総裁として再建に奔走しました。
15年4月に第76代衆院議長に就任。天皇陛下(当時)の生前退位実現に尽力すると、17年10月の衆院選後には異例の議長続投を果たし、19年5月の代替わりを見届けました。本書は大島氏の歩みを通して平成から令和の政界をたどる内容で、青森県の政治史を網羅する一書ともなっています。
予約、お求めは近くの書店、デーリー東北販売店、デーリー東北新聞社出版部、または本社書籍販売サイトへ。
◆ 目 次
- 第1章 揺藍
- 本家のただちゃん/政界への一歩
- 第2章 飛躍
- 国政挑戦と試練/政治の師・河本敏夫/官房副長官への抜てき/湾岸戦争/政治改革の挫折/海部首相の退陣
- 第3章 動乱
- PKO法案成立/政界再編の号砲/非自民連立政権の崩壊/残酷な1日/待望の初入閣
- 第4章 郷土
- 保守分裂の市長選/むつ小川原開発/熾烈な八戸戦争/VS田名部・木村連合/知事との雪解け/政治新幹線
- 第5章 円熟
- 国対の道へ/金融国会の攻防/国会改革/2度目の入閣/教育分野への歩み/小泉劇場の開幕/最大の挫折
- 第6章 苦闘
- ねじれ国会の司令塔/突然の退陣表明/幻の大連立/「ガソリン国会」の激突/解散先送り/大島カレンダー/麻生降ろし/367票差の勝利
- 第7章 雌伏
- 「無血開城」の悲哀/反転攻勢へ/東日本大震災/菅の粘り腰/3年ぶりの政界復帰
- 第8章 議長
- 緊急登板/平成から令和へ/長期政権の終焉/バトンタッチ
◆ 書誌情報
- ・タイトル 義と情と理と 大島理森が駆けた時代
- ・聞 き 手 荒瀬潔
- ・編 集 今井崇雄
- ・版 型 A5判
- ・定 価 1980円(税込み)
- ・頁 数 310ページ
- ・発 刊 デーリー東北新聞社
- ・発 売 日 2024年8月9日(金)
- ・ISBN 978-4-907034-33-7
- ・電話番号 デーリー東北新聞社出版部0178-80-7204(平日午前9時半~午後5時)
購入はこちら↓