Free【臨時農業情報】青森県内、今後1カ月高温に注意
青森県「農林水産力」強化本部は19日、今後1カ月(20日~8月19日)の気温が平年より高く、特に期間の前半はかなり高温になる可能性があるとして、農作物の適正管理を呼びかけている。
▽水稲=稲が最も水を必要とする出穂・開花期は5~6センチの水深を保つ。出穂後の高温は、胴割粒や白未熟粒が発生しやすいため、水の入れ替えや掛け流しで稲体の温度を下げる。
▽野菜・花卉(かき)・畑作=高温が続くとハダニ類、アザミウマ類、炭そ病などの発生が多くなるため、早期発見と早期防除に努める。
▽りんご・特産果樹=日焼け防止のため、早い時期からの強い葉積み、高温時の徒長枝整理、支柱入れは控える。
▽畜産=放牧は木陰のある牧区を使い、ミネラルの補給を欠かさないようにし、新鮮な水を常に飲めるようにする。