Free「開設に感謝」 プールに冷暖房付き救護室 南部町名川B&G海洋センター

記念撮影する名川小児童と関係者
記念撮影する名川小児童と関係者

南部町役場に隣接する町名川B&G海洋センタープールに、冷暖房付きの救護室が開設された。シートで覆われているプールは、猛暑の影響で夏場は50度近くまで上昇するため、利用する町内の小中学生や付き添いの保護者らの休憩室としても利用される。

 全国459カ所にプールを設置しているB&G財団は、特別支援事業として救護室の開設を進めている。町はB&Gプールを管理する自治体の中で、活動実績などが21年連続特A評価を受けているため、青森県内初の開設先に選ばれた。

 4日に行われた配備式では、工藤祐直町長とB&G財団の岩井正人常務理事が、「町民が安心してプールを楽しめる状況になり感謝する」「少しでも体調が悪いときはここで休んでください」とあいさつ。授業で訪れた町立名川小(釜田信子校長)の4年児童41人と共に記念撮影した。

 同校の佐々木彩芽さんと佐々木悠乃さんは、「夏になるととても暑くなるのでうれしい」「熱中症にならないように気を付けたい」などと話し、救護室開設に感謝した。

 
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