Free販売店と連携、空き家の外回り点検 「ふるさとホームeye」初実施

空き家の外壁を点検する担当者=9日、八戸市
空き家の外壁を点検する担当者=9日、八戸市

デーリー東北新聞社は9日、八戸市内で空き家見守りサービス「ふるさとホームeye」を初めて実施した。新聞販売店と連携し、所有者側に代わって空き家の外回りを点検した。

 同サービスは、所有者から依頼を受けた空き家を定期的に訪れ、建物の外回りを点検、撮影する仕組み。画像と簡単な報告書を、インターネットを通じて提供する。

 この日はデーリー東北販売店・カワグチの川口洋平代表取締役らが、同市是川の空き家を訪問。外壁や窓、玄関周りに破損がないかなどを丁寧に見て回った。

 点検に立ち会った所有者の親戚の男性(81)=同市=は取材に「昨年までは手入れなどをしに来ていたが、高齢のため来にくくなった。サポートして頂き、大変助かる」と話した。

 契約は、点検の頻度が年12回(税別3万6千円)、6回(同2万4千円)、4回(同2万円)の3コース。八戸市とその近隣がサービスエリアで、庭の草刈りなどにも対応できる。

 問い合わせは、デーリー東北新聞社販売部「ふるさとホームeye係」=フリーダイヤル(0120)123583、平日午前10時~午後5時=へ。

 
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