Free「NOMINOVA」オープン 八戸・ヴィアノヴァ地下の飲食店一新
八戸市十三日町の複合商業施設「ヴィアノヴァ」の地下フロアの一部を改修した「NOMINOVA(のみのば)」が28日、オープンした。新たに入居した飲食10店中、同日は9店が営業を開始。オープンを待ちわびた市民が訪れ、下火になっていた地下街に再び活気が戻った。
改修したのはメインストリートの国道340号側、貸し床面積の4割ほどで、3区画から10区画に再編。八戸えんぶりや祭り、漁業の街の雰囲気を感じさせる内装を施した。
初日はオープニングセレモニーが行われ、運営するリオ・コンサルティング(東京)の小杉裕康代表は、あいさつで「2013年からヴィアノヴァに関わり、上の階は一定の投資をして商業施設のオフィス化を進めてきた。今回、地下も(改修部分に)全テナントが入ってオープンできることは感慨深い」と述べた。
市十三日町商店街振興組合の松橋寿昭代表理事は取材に「都市型インドア施設で、十三日町にとっては喜ばしい。観光地として定着したみろく横丁と共存し、街に新たな回遊性が生まれれば」と期待を寄せた。
残る1店は7月中旬から営業する。