Freeカナエルはちのへ第12号発行 三戸郡、おいらせ町の中学にも新たに配布

川口桂子地域ビジネス局長(右)からカナエルはちのへを受け取る藤澤重信校長=17日、八戸工大一高
川口桂子地域ビジネス局長(右)からカナエルはちのへを受け取る藤澤重信校長=17日、八戸工大一高

デーリー東北新聞社は17日、中高生を対象とした職業教育支援誌「カナエルはちのへ」第12号を発行し、各校へ配達を始めた。配布先は従来の八戸圏域の高校、八戸市内の中学校と高専、特別支援学校に加えて、今回から三戸郡内とおいらせ町の中学校にも拡大した。

 カナエルはちのへは中高生に地元企業の魅力を伝え、地域活性化に寄与するのが狙い。企業・団体の協賛を得て年2回(6月、12月)、各1万7千部を発行している。新たに配布を始めるのは三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村、おいらせ町の計14中学校。18日までに全生徒分を無償配布する。

 第12号は、地元企業で働く若手社員を紹介する「私としごと」に17人が登場。スポーツをテーマにした巻頭特集では、ラグビーリーグワン2部・日本製鉄釜石シーウェイブス(岩手県釜石市)で活躍する中村良真さん(八戸市出身)、サッカーJ3・ヴァンラーレ八戸のトレーナー村岡柾紀さん(おいらせ町出身)の歩みや思いを紹介している。

 17日は地域ビジネス局の川口桂子局長が八戸工大一高を訪問し、「地元に多彩な企業があることを知るきっかけになれば」と藤澤重信校長に同誌を手渡した。藤澤校長は「卒業生が頑張っている姿を毎回楽しみにしている。生徒は誌面に載っている先輩を見て、こういう道があるんだという気付きがあると思う」と述べた。

 同誌の協賛企業・団体は随時募集中。問い合わせはデーリー東北新聞社地域ビジネス局=電話0178(80)7095=へ。

 
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