Free音楽の力で青森を一つに 坂本サトルさん企画ライブ 8、9日青森市で開催
南部町出身のシンガー・ソング・ライター、坂本サトルさんが企画する音楽ライブ「HOMETOWN MUSIC LIFE 2024」が6月8、9日の両日、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」西の広場特設野外会場で開かれる。坂本さんら出演者が30日、同市のライブハウス「クオーター」で会見し、「青森の力を見せたい」とライブへの意気込みを語った。
ライブは青森県内のエンターテインメントを活性化させる、南部と津軽の文化を相互理解する、眠っている才能を発掘するというコンセプトの下で開催。ロックやポップス、民謡、手踊りなど多種多様なパフォーマンスを行うアーティスト21組が参加。坂本さんのほか、元りんご娘のジョナゴールドさん、県立八戸北高吹奏楽部、南部手踊りの小柴瑩子社中、階上町出身の古屋敷裕大さんらが出演する。今年は八戸酒造をはじめとする飲食店舗11店とレザークラフトの店舗が出店する。
坂本さんは「青森に一つ楽しみを増やしたい。やがてこのライブが青森の風物詩になり、将来的に観光の呼び水にもなれば」とライブへの期待を述べた。三沢市在住のシンガー・ソング・ライター、モモさんは「青森の力を見せるぞという思いでライブに臨みたいと思う。津軽と南部がお互いに知り合う事ができるいい機会。ぜひ足を運んでほしい」と語った。
ライブは両日とも午前10時50分から午後6時まで、雨天決行で、観覧は無料。会場内に一口千円の「サポートボックス」が設置され、イベント制作費に充てられる。