Free屋台にパフォーマンス、中心街活況 今年初「はちのへホコテン」
八戸市中心街を歩行者天国とする今年初回の「はちのへホコテン」が26日、開かれた。晴天に恵まれ、人出は上々。屋台の食事やストリートイベントを楽しむ人々で街は活気にあふれた。
八戸商工会議所と第三セクター・まちづくり八戸の主催に切り替わって2年目。コロナ禍明けに加え、昨年から試行している新企画への期待感からか、出店やストリートステージの出演希望者は増えているという。
午前11時の開始から続々と家族連れや友人のグループが来街。メインストリートには約40店の屋台やキッチンカーが並び、歌やダンスのステージ、ジャグリングなどのパフォーマンスも行われ、人々が思い思いの時間を満喫した。
7月12~14日に中心街で開かれる八戸七夕まつりで沿道を飾る手作りの「ストリート七夕飾り」のワークショップも、八戸工業大の協力で行われ、子どもたちや飾りの出展予定者が作り方を学んでいた。
同日は市庁前市民広場で「青空マーケット」も同時開催されたほか、三日町の「はっち」でも「こどもはっち」のイベントが行われており、相乗効果で人出があったとみられる。
次回は6月30日で、市私立幼稚園協会の持ち込み企画も実施。8月31日は夕方スタート、9月29日は通常開催で、10月20日は昨年に続き高校生企画を行う。
同会議所中心街委員会の類家徳久委員長は「今年1回目の期待もあり、大勢来てくれたのだろう。一緒にやりたいという団体も出てきており、市民が楽しさを求めて集まる中心街になれば」と話していた。