Freeイトーヨーカドー八戸沼館店、8月31日閉店
セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下の「イトーヨーカ堂」(東京)は5日、八戸市沼館4丁目の「イトーヨーカドー八戸沼館店」を8月31日に閉店すると明らかにした。店頭には5日、閉店を知らせる張り紙が掲示されたほか、今後、店舗のホームページでも告知する予定。
同店はショッピングセンター「ピアドゥ」の核テナントとして1998年3月から営業。1階で食料品や日用品などを販売し、2階では衣料品などを取り扱うほか、飲食店も営業する。また、同店のフロアには服飾や書籍、眼鏡店といった専門店が入居する。
イトーヨーカ堂は本紙取材に対し、「長年にわたりご愛顧いただき、心から感謝申し上げる。最終日まで感謝の気持ちを込めて従業員一同、精いっぱい、営業したい」とコメントした。
一方、ピアドゥを運営する八戸臨海開発は現在、後継となる核テナントとして、企業1社と誘致交渉を進めているという。
同HDは昨年3月、ヨーカ堂の業績低迷を理由に運営合理化策を発表し、地方の不採算店を中心に国内店舗を削減する方針を示していた。青森県内では五所川原店が3月末で閉店。青森店が7月、弘前店が9月をめどに閉店する。