Free最終日もにぎわい 「藤井フミヤ展」惜しまれ閉幕/八戸市美

「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」は最終日も青森県内外から多くのファンが詰めかけた=25日、八戸市美術館
「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」は最終日も青森県内外から多くのファンが詰めかけた=25日、八戸市美術館

八戸市美術館で開かれていた絵画展「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」(デーリー東北新聞社主催)が25日、閉幕した。1月20日からの会期中、1万2千人超が来場。ミュージシャン藤井フミヤさんが創り出す独創的なアートの世界を堪能した。

 藤井さんのアート活動にスポットを当てた本展では、油彩、水彩、切り絵など多彩な技法で制作された作品約130点を紹介。本展の東北以北での開催は今回が初めてとあって、青森県外からも多くのファンが足を運んだ。

 最終日も閉幕を惜しむ人たちでにぎわいを見せた。23日に駆け込みで来八し、会場を訪れたという京都市の小学校教員の安田美樹さん(51)は「他の会場とは違った展示室のレイアウトがすてきだった。額装やサインなど細かなところもじっくり鑑賞した」と声を弾ませた。

 オリジナルグッズを取り扱う特設ショップも盛況。2度目の来場だという仙台市の自営業中野絵理さん(43)は「前回風呂敷を購入し、額装して家に飾っている。今日買ったスカーフも飾りたい」と笑顔で話し、展覧会の余韻に浸っていた。

 
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