Free復活、こま温泉「うれしい」 三戸・新オーナーで再開
2022年6月末に休業した三戸町の公衆浴場「こま温泉」が10日、「りんごの里 こま温泉」に名称を改めて営業を再開した。町唯一の公衆浴場として親しまれてきただけに、以前の常連客からは「復活してくれてうれしい」と喜びの声が上がっている。
旧こま温泉は燃料に使うA重油の高騰を受けて営業を休止。昨年、新オーナーが施設と土地を取得し、ガス方式の給湯設備やサウナ増設などの改修を進めていた。
再開当日、南部町から訪れた公務員工藤宏喜さん(41)は「小さい頃から(こま温泉に)来ていたので、再開を心待ちにしていた。復活してくれて本当に良かった」と笑顔。
新オーナーは「お客さんの声を聞きながら、地域の人が再び風呂を楽しめるようにしたい」と意気込みを語った。
営業時間は午前4時~午後10時。料金は大人(中学生以上)480円、小学生150円、幼児60円。サウナ利用料は当面無料。