Free藤井フミヤさん来八 絵画展「作風も画材も楽しんで」 20日開幕セレモニー

展覧会の開幕を目前に控え、自身の作品と向き合う藤井フミヤさん=19日、八戸市美術館
展覧会の開幕を目前に控え、自身の作品と向き合う藤井フミヤさん=19日、八戸市美術館

ミュージシャン藤井フミヤさんの画家としての活動を紹介する絵画展「藤井フミヤ展 Fumiyart2024」(デーリー東北新聞社主催)が20日、八戸市美術館で開幕する。藤井さんは19日に八戸入りし、約1時間にわたって会場で展示を鑑賞。「ここだけのレイアウトになっていると思う。よく考えられているし、作品がより面白く見える」と、太鼓判を押した。

 同展の東北以北での開催は今回が初。「多様な想像新世界」をテーマに、CGアートや水彩画など100点超を展示する。

 藤井さんが「おもちゃ箱をひっくり返したみたい」と評する展示室内は、放射状に仕切った七つのスペースを中心とした構成。同展に合わせて考えられており、それぞれの空間では、制作時期や技法などが異なる作品を取り混ぜて紹介する。

 藤井さんは展示の見どころについて「難解な現代アートではないので、比較的見やすいと思う。作風も画材もいろいろなので、その両方を楽しんでもらえれば」とアピール。また、「意外と細かく描いているので、そうした部分にも注目してほしい」と語り、笑みを見せた。

 展覧会は3月25日まで。初日のきょう20日は、オープニングセレモニーのほか、藤井さんと東京藝術大の日比野克彦学長によるトークイベントを行う(申し込み受け付けは終了)。

 チケットは一般1500円、高校・大学生900円、中学生以下無料。時間は午前10時~午後7時(入場は同6時半まで)。火曜休館。

 
お気に入り登録