Free羽仁もと子の貴重な資料展示 六角椅子も見どころ 八戸ブックセンター

自由学園で使われている六角椅子なども展示

八戸市出身のジャーナリストで、教育者の羽仁もと子(1873~1957年)の生誕150年を記念したギャラリー展「羽仁もと子とわれらの研究室」が、八戸ブックセンターで開かれている。2月25日まで。

 羽仁もと子は日本初の女性新聞記者で、創刊120周年となる家庭生活雑誌「婦人之友」を刊行するなどして活躍。ギャラリー展は、婦人之友社(東京)や同市の羽仁もと子記念館などの協力を得て、同センターが主催した。

 会場には、もと子の功績をまとめた年表や、32年にフランスで行われた世界新教育会議にもと子が出席した際の映像、明治―昭和の婦人之友など貴重な資料を展示。

 もと子が東京に創立した自由学園明日館の窓のデザインをあしらった壁と、学園開校当時から使われている六角椅子も見どころで、学園の雰囲気を味わうことができる。

 2月23日にはトークイベントを開催予定。

 入場無料。時間は午前10時~午後8時(日曜、祝日は同7時)。火曜休館。

 
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