航空自衛隊三沢基地所属の北部航空音楽隊によるクリスマスコンサートが１６日、三沢市公会堂で開かれた。昼夜２回公演で、多くの家族連れが訪れ、息の合った重厚な演奏を楽しみながら、一足早いクリスマス気分を味わった。

　同基地主催で、基地周辺への地域貢献、広報活動を目的に２０１６年から開催している。

　幼児から大人までを対象にした昼の部では、指揮者がサンタクロースの衣装を身にまとい、隊員はクリスマスツリーやトナカイのかぶり物を身に着けて、演奏。赤鼻のトナカイやアニメのテーマ曲を披露し、会場を盛り上げた。

　来場者は演奏に合わせて手拍子をしたり、踊ったりして、思い思いに鑑賞していた。

　おいらせ町立木ノ下小２年の内山彩葉（いろは）さん（７）は「鈴の音がして、クリスマス感を味わえた。今後、吹奏楽部に入りたいと思った」と楽しげに語った。