Freeプライフーズが三社大祭に参加 はちのへ山車振興会に寄付も
八戸三社大祭の山車組の活動に役立ててもらおうと、ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売などを手掛ける八戸市の「プライフーズ」(大江正彦社長)は22日、はちのへ山車振興会(小笠原修会長)に現金20万円を寄付した。今年の祭りでは、同社の従業員が初めて白山台山車組の合同運行に参加する予定。八戸を拠点に全国展開する地元企業として、さまざまな形で三社大祭を盛り上げる。
寄付金の贈呈式は、同市北白山台2丁目にある同社の八戸本社で行われ、大江社長が小笠原会長に目録を手渡した。小笠原会長は「三社大祭は来年で300年の節目。さらなる発展に向け、振興会の事業や担い手の育成に活用させていただく」と謝意を示した。
プライフーズは、同市卸センター1丁目にあった八戸本社を今年2月に移転、新築。“新天地”での業務をスタートし、地元の白山台山車組とのつながりが生まれた。同山車組の活動に協賛するほか、8月1日の「お通り」と同2日の夜間山車運行に延べ約30人が引き子として参加する。
大江社長は「三社大祭は全国に誇れる祭り。企業として参加できることをうれしく思う」と強調。「地元の祭りに関われることは社員の喜びにもなる。これからも積極的に応援していきたい」と協力を約束した。