Free高校生に建設業の魅力アピール 八戸で合同説明会

建設事業者から仕事の説明を受ける高校生ら
建設事業者から仕事の説明を受ける高校生ら

青森県専門工事業担い手確保推進協議会(勝又祐人会長)は15日、八戸プラザアーバンホールで、高校生を対象にした合同説明会を開き、業界の仕事のやりがいや魅力を伝えた。

 説明会は昨年度から青森市を会場に開催しており、八戸市では初めて。県立八戸工業高土木科、名久井農業高、八戸学院光星高の2年生101人が参加。事業所側は同市を中心に15社がブースを設け、7社がパンフレットを配布した。

 生徒は始めに、解体、大工、左官、電気工事など、多岐にわたる建設業の職種を紹介する映像を鑑賞。その後、興味がある事業所のブースを5カ所訪れ、15分ずつ説明を受けた。

 内装仕上工事業などを手がける同市のみちのく興業は、ユーチューブ動画を作成してリクルートに活用。飯田和雄社長は「動画で仕事内容を伝えやすくしたほか、若い社員にブースに立ってもらい、若い人同士のコミュニケーションで身近に感じてもらえるよう工夫した」と話していた。

 名農高環境システム科の大坊隆司さん(16)は「将来は情報系に進もうと考えていた。建設業はきつそうなイメージがあったが、話を聞いてみてみたことで、建設系もありかなと思った」と話していた。
 

 
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