Free朝のニュースダイジェスト(10月11日)

【「みちのく風力発電」事業を断念】
 再生可能エネルギー大手のユーラスエナジーホールディングス(東京)は10日、八甲田山系周辺などで計画している陸上風力発電事業「(仮称)みちのく風力発電事業」を断念すると発表。景観や自然環境の悪化を懸念する地元住民らが反発したほか、宮下宗一郎青森県知事や、事業区域に含まれる県内6市町の首長も反対を表明し、事業継続は困難と判断した。

 【会場周辺を飾り付け】
 12、13日に開かれる「全国都市問題会議」で全国各地から八戸市を訪れる人をもてなそうと、本八戸駅通り振興会を中心とした地元関係者がJR本八戸駅から市公会堂までの通りを八戸三社大祭の山車飾りなどでユーモラスに飾り付けている。

 【野辺地町長選・野村氏が無投票再選】
 任期満了に伴う野辺地町長選は10日告示され、現職の野村秀雄氏(60)=無所属=以外に立候補の届け出はなく、無投票で再選が決まった。町長選が無投票となったのは、2015年以来8年ぶり。任期は10月27日から4年間。

 【2駅のスタンプをリニューアル】
 JR東日本盛岡支社は9日、八戸駅と七戸十和田駅の「駅スタンプ」をリニューアルした。スタンプは両駅2種類ずつの計四つ。青森県立八戸高と七戸高の両美術部が各地元駅のデザインを一つずつ担当したほか、同社八戸営業統括センターの社員が両駅のデザインを制作した。

 【菊駒酒造が生産停止】
 銘酒「菊駒」を販売する五戸町の菊駒酒造が、7月の出荷を最後に生産を停止していたことが10日、同社への取材で明らかになった。長引く新型コロナウイルス禍で販売が落ち込み、回復が見通せないとしている。「菊駒」の生産は八戸酒類(八戸市)が継承し、同町川原町の工場での醸造再開を目指し協議を進めている。

 
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