Free伝統の品々、展示販売 八食センターで初の工芸展

南部菱刺しや八幡馬など、多彩な伝統工芸品が並ぶ八食工芸展
南部菱刺しや八幡馬など、多彩な伝統工芸品が並ぶ八食工芸展

伝統工芸品が一同に集まる「八食工芸展」が6日、八戸市の八食センターで始まった。初開催で、南部菱刺しや八幡馬など、風土に根ざして受け継がれてきたぬくもりある作品が会場を彩っている。15日まで。

 伝統工芸品や作り手の思いを伝えるとともに、未来につなげようと開催。会場には青森、岩手両県から15社が出展。南部裂織や南部花形組子、八戸焼などが並び、購入もできる。

 6日、南部菱刺し工房アトリエ縹(はなだ)=同市=は実演を披露。布に丁寧に糸を刺し、伝統的な菱模様が浮かび上がる姿に来場者が見入っていた。津軽金山焼の製作体験も行われた。

 八食サービスエイトの大澤次郎店長は、「伝統工芸品も八食の新たな魅力にしたい。作り手とも触れ合い、お気に入りの一品を見つけてほしい」と呼びかける。

 週末を中心に、工芸品づくり体験会も実施。八食センターのホームページから事前に申し込みができる。7~9日は多種多様な団体がパフォーマンスや芸能を披露する、八食文化祭も開催。時間は八食工芸展が午前9時~午後6時。八食文化祭が午前10時~午後4時。

 
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