Free「一冊との出合い」を求めて 八戸でブックフェス
青森県内外の出版社や書店の一押し本や古本が並ぶイベント、「本のまち八戸ブックフェス2023」が24日、八戸市中心街の八戸ブックセンター、「はっち」、マチニワの3カ所で開かれた。会場には、すてきな一冊との出合いを求めて大勢の市民が足を運んだ。
八戸ブックセンターが、地域を「本のまち」として活性化させようと2018年から開いている。
今年はトーハンと日本出版販売の二大取次ブースのほか、デーリー東北新聞社やタウン誌「季刊あおもりのき」などを刊行する青森市の「ものの芽社」など9の出版社、市内4書店、19の古本市・古書店、市民作家グループ「HACHINOHE ZINE CLUB」が参加した。
「バカ塗りの娘」として映画化された小説「ジャパン・ディグニティ」の作者髙森美由紀さん(三戸町)のトーク&サイン会や、「事故物件住みます芸人」松原タニシさんのサイン会、会場内で絵本作家ヨシタケシンスケさんのイラストを探す企画もあり、子どもから大人まで、さまざまな形で本の魅力と触れ合った。