岩手県は２０日、県内６３の定点医療機関から１１～１７日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が１３５１人（前週比５３１人減）、１機関当たりの平均は２１・４４人（８・４３人減）だったと発表した。県北地方では、久慈保健所管内が３３人（３０人減）で１機関当たり１１・００人（１０・００人減）、二戸管内が３９人（３９人減）で１機関当たり１３・００人（１３・００人減）―と、いずれも前週を下回った。

　感染者数は、全１０保健所管内で前週より低下。久慈、二戸のほか、奥州（２０１人、１機関当たり２８・７１人）の減少が目立った。年代別でみると、全ての年代が前週を下回った。

　県内では、二戸管内の福祉事業所１件などで、新たなクラスター（感染者集団）が計１４件発生した。