Free山車、みこしで街華やか 五戸まつり開幕
五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する五戸地域最大の祭り「五戸まつり」が1日、五戸町中心部で始まった。初日はお通りが行われ、みこし行列と豪華絢爛(けんらん)な山車9台がお囃子(はやし)を響かせながら練り歩き、町内は活気であふれた。3日まで。
お通りの行列は午後1時半に稲荷神社前を出発し、神明宮、八幡宮へと向かった。山車組は途中で、組ごとの伝統の歌「音頭上げ」を披露し、沿道の人々を喜ばせた。デーリー東北販売店会(下斗米隆穂会長)は、昨年の山車の写真をあしらったうちわ千枚を来場者に配った。
中日の2日は、午後2時半から山車組対抗お囃子競演会を歴史みらいパーク駐車場で初開催。夜には、山車の夜間共演や合同流し踊りも行われる。
最終日のお還りでは、奥州よさ来いまつりのほか、午後1時開始の山車合同運行で、喧嘩(けんか)太鼓(町立五戸小前)が4年ぶりに復活する。