Free国スポ・障スポ実行委発足 宮下知事「レガシー残す大会に」
青森県で2026年の開催が決まっている、国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」の実行委員会が31日、発足した。青森市で第1回総会を開き、委員長の宮下宗一郎知事が「関係機関と県民が一丸となり、この先50年間、レガシーを残せる大会にしたい」と3年後に控える本番の成功を誓った。
16年に準備委が発足したが、今年7月20日に日本スポーツ協会の理事会で、大会開催が正式決定したため、実行委へ移行した。第1回総会には委員ら164人が出席し、事業計画や収支予算案などを承認した。
続いて行われた記念セレモニーでは、本大会開始日である26年10月10日までのカウントダウンボードをお披露目。開催市町村を代表し、七戸町の小又勉町長らに会場地決定書が交付された。
宮下知事は本紙などの取材に「全国各地から応援に訪れる人々が、また青森県に来たいと思えるような大会としたい」と、関係機関への協力を呼びかけた。
26年の青森大会は本大会と、スケートやスキーの冬季大会を同じ年に行う「完全大会」。県内40市町村と県外3市町が会場となり、デモンストレーション競技も含め103競技が開催される予定。