Free間伐材の伐倒作業やダム見学 児童が森林の役割学ぶ/新郷
三八地区林業・木材産業振興協議会(桑原一夫会長)は30日、新郷村内で「新郷小緑の少年団森林教室」を開いた。村立新郷小(山本哲校長)の4年生12人が参加し、ダムの見学や森林整備作業を通じて、地域の自然環境や林業について理解を深めた。
一行は同村の二ノ倉ダムを見学。青森県三八地域県民局の担当者から、自然界での水の循環やダムの特徴などについて説明を受けた。児童たちは「(昨年8月の)大雨で水位はどれだけ上がったのか?」など、積極的に質問していた。
続いて、ダム上流にある五戸川の水源林で整備作業を体験した。三八地方森林組合の職員が見守る中、手のこで間伐材を伐倒する作業を手際良く進めた。
福山弓佳璃さんは「ダムや森の木がすごく大事な仕事をしていることが分かった。山にはよく行くので大切にしたい」と話した。