Free食べ頃の大きな桃はどれ? 観光農園でゲーム大会/南部町
果樹の里・南部町の観光農園で旬の桃狩りが盛況だ。20日、同町小向の泉山果樹園(泉山茂園主)では「達者村桃狩り重さ当てゲーム大会」が行われ、青森県内外から参加した約40人が食べ頃を吟味してみずみずしい果実をもぎ取った。
自然豊かな同町で農業体験などを行う「達者村農業観光振興会」(川守田義雄会長)が主催。ルールは、提示されたやや大きめの464グラムの桃1個に近い重さの物を約90アールの園地で探す。参加者はサンプル品の感触や大きさを確認しながら、とっておきの1個を選び抜き計測した。
見事同じ重さを当てた、本村こども園(おいらせ町)の舘下咲茉(えま)ちゃん(4)は「好きな桃をいっぱい食べたい」と、お土産を手に家族と喜び合った。
ゲーム後、来場者は収穫した桃やかき氷を木陰で味わい、果物狩り招待券が当たる抽選会に参加するなどして楽しんだ。
今季の桃は高温で生育が7~10日ほど早く、大玉傾向という。桃狩りは9月上旬ごろまでを予定しており、時間は午前9時~午後5時で要予約。料金(40分間)は中学生以上800円、3歳~小学生400円、持ち帰りは別料金。
問い合わせは、ながわ農業観光案内所=電話0178(76)3020=へ。