Free自民県連が初の対話集会 神田氏交え意見交換/八戸

参加者に自民党青森県連に対する意見を求める神田潤一衆院議員=19日午後5時35分ごろ、八戸市の白山台公民館
参加者に自民党青森県連に対する意見を求める神田潤一衆院議員=19日午後5時35分ごろ、八戸市の白山台公民館

自民党青森県連が組織改革の一環と位置付ける「ふるさと対話集会」の第1弾が19日、八戸市の白山台公民館で開催された。45人が参加し青森2区選出の神田潤一衆院議員の活動報告に耳を傾け、食の安全保障や中心市街地活性化など多様なテーマで意見交換した。

 県連は、今年の統一地方選や宮下宗一郎知事による新たな県政誕生を踏まえ、「党風一新」を旗印とする改革に着手。役員体制の一新と併せて、衆院選の選挙区単位で所属議員が県民と直接意見交換するふるさと対話集会と「移動政調会」を実施するとしていた。

 初回の対話集会は、先月から座談会形式で実施している神田氏の集会に合わせる形で開催。参加者が円形に座る“宮下スタイル”で質問を投げかけ、神田氏が考えを述べた。

 中心市街地活性化に対する考えを問われ、神田氏は「まちづくりのコンセプトや観光について一つのイメージを強く打ち出し、国内外に発信すれば魅力を高められる」と提言。

 「国民の生活が苦しくなっているのに負担増となる政策が多い」との意見には「政治の不安定化に加え金融危機や震災への対応が続き、痛みを伴う政策ができなかった。どこかで危機対応から正常に戻さなければならないが、痛みに対する(政府の)説明が不足している」と持論を述べた。

 
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