Free人生の節目、喜び分かち合う 新郷ではたちの集い
新郷村と村教委は13日、「はたちの集い」を都市農村交流センター美郷館で開いた。本年度20歳を迎える村在住者や出身者21人中14人(男女各7人)が出席。村関係者や小中学校の恩師らが見守る中、成長した姿を披露し、人生の節目を迎えた喜びを分かち合った。
集いでは、櫻井雅洋村長が「古里新郷村に誇りを持ち、他人の心の痛みが分かる心優しい人になってほしい」と新成人を激励。20歳の出席者を代表して、小坂高義さん(公立はこだて未来大2年)が「これからの行動、言葉に責任を持ち、何事にも軽んじることなく、前を向いて力強く生きていく」と誓いの言葉を述べた。
記念講演では、元村職員で、青森県ローラーカナリークラブ事務局長の齊藤清一さんが「趣味を通じて思う事」と題し、趣味に打ち込むことで人間性に幅が出てくると説いた。
最後に、出席者でつくる実行委員会が制作した映像が流れ、小中学校時代の懐かしい場面の数々に見入っていた。集いを終え、小坂さんは「元気な姿で再会できてうれしかった」と感慨深げだった。