Free笑顔の輪、幾重にも 4年ぶり、八戸納涼盆踊り
第62回八戸納涼盆踊り大会(デーリー東北新聞社、八戸商店街連絡協議会主催)が11日、八戸市庁前市民広場で4年ぶりに開かれた。浴衣姿の老若男女が何重もの輪をつくり、久々の夏の風物詩を満喫した。
大会開催はコロナ禍の影響で2019年以来。松田とみ社中や小柴瑩子社中などが特別出演し、市民ら約2千人が参加した。
午後5時半に開会。辺りが徐々に暗くなると、太鼓や三味線などの生演奏で盆踊りが始まり、「八戸小唄」や「八幡馬」などを踊った。「おたのしみ抽選会」や屋台の出店なども来場者を楽しませた。
初参加という市立吹上小2年の山地葵さん(7)は「みんなと合わせるのが難しかったけど、楽しかった」とにっこり。祖母の正子さん(66)は「久しぶりの開催で本当にうれしい。孫と踊れて良かった」と目を細めていた。