Freeラグビーの楽しさ知って 釜石SW中村選手ら、新郷の小中学生に指導

生徒にタグラグビーを指導する中村良真選手(右から3人目)
生徒にタグラグビーを指導する中村良真選手(右から3人目)

ラグビーリーグワン2部・釜石シーウェイブス(岩手県釜石市)の中村良真(八戸市出身)、吹越大清(東北町出身)、河野良太の3選手が4日、新郷村立新郷中でラグビー教室を開いた。村内の小中学生50人が参加し、パス練習やタグラグビーを通じて、楕円(だえん)形のボールを追いかける楽しさに触れた。

 教室は、村教委主催の児童生徒生涯学習講座の一環として行われた。

 前半は体育館でパス回しを中心に練習。楕円形のボールの感触に慣れてくると、後半はグラウンドに出てチームに分かれ、タグラグビーに挑戦した。中村選手が相手を交わす走り方をアドバイスしながらゲームが進み、トライを決めた選手はガッツポーズをして喜んだ。

 同校3年の上山龍さん(14)は「仲間を思いながらプレーすることを教えてもらい、とても勉強になった」と話した。

 中村選手は「中学生は理解力が早く、身体能力も高かった。教室がきっかけでラグビーを始める子が出てほしい」と期待していた。

 
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