Free朝のニュースダイジェスト(8月11日)

【厳しい暑さの影響は】
 北奥羽地方は今夏、最高気温が平年を大きく上回る厳しい暑さが続いている。猛暑を乗り切ろうと、家電量販店には消費者が続々と訪れ、エアコンや扇風機の売れ行きが急伸。かき氷や冷却グッズなどの販売も好調で、涼を届ける事業者にとっては“特需”が生まれている。一方、青森、岩手両県には連日のように「熱中症警戒アラート」が発令。高齢者や子どもの命を預かる施設などは対応に追われており、関係者からは「早く暑さが収まってほしい」と切実な声が聞かれる。

 【弘前で青森県内観測史上最高の39・3度】
 青森県内は10日、各地で厳しい暑さに見舞われ、八戸や三戸など13地点で35度以上の猛暑日となった。最も暑くなった弘前では39・3度(同日午後1時57分)を観測。統計を開始した1976年以降の県内の最高気温を更新した。

 【八戸学院光星ナインを支える2人のマネジャー】
 阪神甲子園球場で行われている第105回全国高校野球選手権大会で、12日にノースアジア大明桜(秋田)との初戦を迎える八戸学院光星。共に3年の小村千鶴さん(17)=五戸町=と、大坊桃香さん(18)=おいらせ町=の女子マネジャー2人も甲子園を夢見て、懸命に白球を追う選手たちを献身的に支えてきた。

 【青森県内の最低賃金を898円に】
 青森地方最低賃金審議会(会長・石岡隆司弁護士)は10日、青森県内の最低賃金を現在の853円から45円増(引き上げ率5・28%)の898円とするよう青森労働局に答申した。引き上げは20年連続で、額としては3年連続で過去最高を更新。早ければ10月7日から適用される。

 【セブン―イレブンが「だし活」商品を販売へ】
 コンビニ最大手のセブン―イレブンは15日から、青森県が推進する減塩活動「だし活」をテーマにしたおむすびなど8商品を、県内104店舗を含む東北地方で販売する。県産食材で作るだし調味料「できるだし」を使い、素材の味を生かした塩分控えめの商品に仕上げた。

 
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