Freeおしまこ流し踊りの浴衣 むつ市が新調 地元学生デザイン

むつ市が地元大学生のアイデアを取り入れ新調した浴衣
むつ市が地元大学生のアイデアを取り入れ新調した浴衣

むつ市は1日、市中心部で18日に開催される田名部まつりの一環「おしまこ流し踊り」で、参加者が着用する浴衣を新たに製作したと発表した。地元の大学生、短大生有志が意匠を考え、市の色である古代紫を基調に郷土の四季を図案化。流し踊りの参加者(先着70人)に無料で貸し出す。

 デザインした学生によると、しなやかさと美しさを意識しながら、水の流れとしぶきで田名部川を表現。桜や市の花はまなす、市の夜景の異名であるアゲハチョウ、雪、市のイメージキャラクターなども盛り込んだ。

 市の事業として浴衣を製作するのは初めて。事業費520万円。100着を作った。1日の定例記者会見で発表した山本知也市長は「流し踊りは今年で51回目。多くの人が参加し、むつ市の短い夏を楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 田名部まつり(田名部神社例大祭)は18~20日に開催。流し踊りのほか、山車の運行なども行われる。

 
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