八戸市の八食センターで２２日、「食品サンプル展　リアルでアートな世界」（実行委員会など主催）が始まった。精巧に作り上げられた物やユーモアあふれる物など約１３０点が、来場者を魅了している。８月２０日まで。

　食品サンプルメーカー「イワサキ・ビーアイ」（東京）が協力。色合いを忠実に表現し、ダイナミックに盛り付けられたマグロののっけ丼や、温かみが表現された肉じゃがなど本物そっくりな作品がずらり。ポテトチップスのサンプルで表現した恐竜や、ピザを立体的に重ねた「ピザの斜塔」といった作品も会場を彩る。

　花岸愛奈さん（１０）＝おいらせ町立木ノ下小５年＝は「色の塗り方などが本物みたいでおいしそうだった。スイーツのサンプルを作ってみたい」と笑顔だった。

　入場料は大人千円、小学生以下６００円。時間は午前１０時～午後６時（最終入場は同５時半）。土、日、祝日は製作体験もできる（参加料２２００円）。