Free最高のリンク目指して 結氷作業本格化/テクノルアイスパーク八戸
八戸市新井田のテクノルアイスパーク八戸で今季の営業に向け、スケートリンクに氷を張る結氷作業が本格化している。八戸で最高気温29・4度を記録した11日、屋外の蒸し暑さとは一変、ひんやりと肌寒いリンク内ではスタッフがホースを使った散水作業にいそしんでいた。
作業は24時間態勢で行われており、冷凍機でリンクの土台を冷やしながら、スタッフが交代で約1、2時間ごとに約50度のお湯を均等にまいて氷を張る。不純物が入らないよう何度も繰り返し、14日までに厚さ約4・5~5センチの良質な氷を作り上げるという。
同施設は11月から来年1月まで、フィギュアスケートやアイスホッケー競技で東北、全国大会の開催が予定される。スタッフの一人、越後健さん(52)は「各地からたくさんの選手が来るのでベストな氷を提供したい」と話していた。
リンクは今月15日から貸し切りのみで営業を開始。9月3日からの一般開放を予定している。