Free鮫―久慈間の利用者微減 大湊線は3割増/JR東22年度

JR東日本盛岡支社は7日、2022年度の管内の路線別の利用状況を公表した。八戸線のうち、鮫―久慈間の利用者数は1日平均309人で前年度比2・7%減。一方、大湊線(野辺地―大湊)は392人で、31・8%増だった。両区間は、JR側が利用者の少ない地方路線として、存廃も含めて地元自治体と協議する意向を示している。同支社青森支店は「新型コロナ禍前に比べると、まだまだ厳しい状況にあり、今後も動向を注視する」との見方を示した。

 同支社は毎年度、利用状況のデータを公開。青森県南関係では、八戸線の八戸―鮫間が2167人で、4%増だった。

 このほか、駅別に見た1日平均の乗車人員では、八戸駅が3710人(前年度比22%増)、青森駅が4700人(18・4%増)、新青森駅が3352人(29・6%増)。

 東北新幹線の1日平均乗車人員は、八戸駅が2677人(35・4%増)、二戸駅が636人(17・8%増)、七戸十和田駅が569人(36・2%増)だった。

 
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