Free肉厚「青森きくらげ」、触り心地は? 新郷小児童が収穫体験

青森きくらげを収穫する児童
青森きくらげを収穫する児童

新郷村立新郷小(山本哲校長)の4~6年生34人が6月30日、村内の農家で「青森きくらげ」の収穫体験を行い、肉厚の独特な感触を楽しんだ。青森県がブランド化を進める青森きくらげに親しんでもらおうと、初めて企画された。

 青森きくらげは、県南地方が主な産地で、同村も力を入れている。児童らは、同村戸来で青森きくらげを栽培する佐々木広幸さん方を訪問。佐々木さんは「新郷でもキクラゲを作っていることを知ってください」とあいさつした。

 引き続き、県の担当者から青森きくらげに関する解説があり、クイズ形式で成長過程を学んだ。児童らは栄養価が高く、半年ほどで収穫できるまで成長することに驚いていた。

 収穫作業では、青森きくらげが大きく生えた菌床を手に取り、「分厚いゴムみたい」「どうやって食べるんだろう」など反応はさまざま。それでも、感触を確かめながら丁寧に摘み取っていた。

 4年横田叶翔(かなと)君(9)は「面白い作業でたくさん取った。家ではチゲに入れて食べてみたい」と話した。

 
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