Free沢上さん、ダンスで世界2位 国際大会ヒップホップ部門/八戸

ヒップホップダンスの国際大会で世界2位に輝いた沢上りんかさん
ヒップホップダンスの国際大会で世界2位に輝いた沢上りんかさん

ヒップホップダンスの大会で世界的に活躍する、ダンスインストラクター沢上りんかさん(24)=八戸市=が、国際大会「LINE UP8」(9~11日・韓国)のヒップホップ部門で準優勝した。大会には、アジアを中心に世界各国から450人を超えるダンサーが出場。沢上さんは「規模が大きい大会で結果を出せて良い経験になった」と、堂々の世界2位に笑顔を見せた。

 市内のダンススタジオ「ONE MOVE」を経営する父光裕さん(44)の影響で、4歳でヒップホップダンスを始めた。現在はスタジオで講師を務める傍ら、2カ月に1回程度、大会に出場。近年はシンガポール(2020年2月)、インドネシア(22年10月)で開かれた国際大会で世界一に輝いている。

 今大会は3日間の長丁場。その場で与えられた約1分の課題曲に合わせて踊り、3人の審査員が表現力などを評価した。1日目に450人から8人まで絞り、以降は2日間かけてトーナメント方式で優勝を決めた。

 大会に向け、どんな曲でも即興で踊れるよう年代を問わずたくさんの曲を聴き、ダンス仲間との練習を重ねた。日本人対決となった決勝では惜しくも敗れたものの、「心から楽しんで踊れた」とすがすがしい表情を見せた。

 スタジオに通う子どもたちに世界で活躍する姿を見せ続ける沢上さんは、今後に向け「青森から世界一になれることを証明したい」とさらなる飛躍を誓う。

 
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