飲食店情報サイトを運営する「ぐるなび」（東京）は１６日、八戸市のラピアに飲食エリア「ＧＵＲＵＮＡＶＩ　ＦＯＯＤＨＡＬＬ　ＷＹＥ（ぐるなびフードホールワイ）　八戸ラピア」を開設する。東北初進出で、全国にある飲食店の看板メニューやオリジナルグルメを味わうことができる。オープンに先立ち、１４日は報道機関向けの内覧会が開かれ、実際に提供されるグルメがお披露目された。

　食による継続的なにぎわい創出を目指す店舗開発事業の一環。鹿児島市、名古屋市、東京都内２店舗に続き、八戸が５カ所目の出店で、ラピア１階グルメストリート内に開設する。

　ぐるなび独自のネットワークを活用し、各飲食店から得たメニューや食材を調理して提供。フードメニューは、東京の名店のマーボー豆腐、名古屋の人気店の牛たんシチューといったメインの１１品を中心に、オリジナル商品も含めて全４５品程度を用意する。順次、メニューの拡大や入れ替えを行う予定。

　この日の内覧会で、ラピア運営会社の荒井利光営業本部長は「全国のおいしい食べ物を１カ所で食べられる。楽しい時間を過ごしてほしい」とＰＲした。

　ぐるなびイノベーション事業部店舗開発部の池田克部長は取材に「３０年以上にわたって地元に期待、支持されているラピアへの出店。多くの皆さんが楽しめるように頑張る」と語った。

　営業時間は午前１０時～午後９時。ぐるなびは今回の出店を機に、青森県のメニューの全国展開を模索するほか、東北での新規出店も検討する方針。

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