Free朝のニュースダイジェスト(6月13日)

【“宮下会派”5人で結成】
 青森県議会の無所属議員5人が12日までに、新会派「オール青森」を結成した。29日に新知事に就任する宮下宗一郎氏を支持するスタンスを取る。早速、一部会派が共闘を呼びかけ、秋波を送るほか、県知事選の余波で分裂含みの自民会派も動向を注視。20年ぶりの新知事誕生が早くも県議会の会派構成に影響を及ぼした格好だ。現段階で動きは限定的だが、各議員は今後の動向に神経をとがらせている。

 【神田氏、後援会設立へ】
 自民党の神田潤一衆院議員(青森2区)が、自身の後援会組織を立ち上げることが12日までに分かった。後援会長には、八戸市の税理士・公認会計士の宮下宗久氏が就任する。同市を中心に、2区の各地にも支持組織を置く方針といい、「後援会が選挙区全体で立ち上がっていくことは心強い。地元の皆さんの思いをしっかりと受け止め、活動につなげたい」と意気込みを語った。

 【08年・竜王戦の封じ手、おいらせ町へ】
 2008年秋から冬にかけて国内外で行われた将棋の第21期竜王戦(7番勝負)・渡辺明竜王―羽生善治名人(共に当時)の第1~5局の封じ手が12日、日本将棋連盟名誉会員の中戸俊洋さん(80)=おいらせ町在住=から町に寄贈された。6月下旬から同町の大山将棋記念館に展示する予定。

 【八学光星、14年ぶりに春の東北王者】
 第70回春季東北地区高校野球大会最終日は11日、盛岡市のきたぎんボールパークで決勝を行い、青森県第2代表の八学光星が宮城第1代表・仙台育英と対戦。3―2と接戦を制し、14大会ぶり2度目の東北王者に輝いた。

 【横綱「白樺王」が引退】
 11日に久慈市山形町で行われた闘牛大会「つつじ場所」で、平庭闘牛を9年にわたって引っ張ってきた横綱が引退した。15歳の日本短角種「白樺王」。最後は土俵入りだけだったが、ファンの心にしっかり勇姿を刻み、万雷の拍手を背に戦いの地を去った。

 
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